【ネタバレ注意】この道10年、骸様&原作狂信者がリボステに行った話4
お久しぶりです。
前記事の後色々あって数年詰んでた池田屋を突破したり科白劇を観たり大演練控えの間を観たり家に様々な歌仙兼定が来たり（模造刀含む）していましたが元気です。
それはまた今回とは別のお話なので書く機会があれば。
まさかの隠し弾舞台化、もちろん行きましたので感想を書きたいと思います。
⚠️注意⚠️
☆家庭教師ヒットマンREBORN! THE STAGE 隠し弾 のネタバレしかありません
☆原作の話もします（本編、小説どちらも）
☆骸様の女が書いています（※今回感激した理由は後ほど）
☆第4弾なので前の感想を読んだ方がノリは掴みやすいかもしれません
☆俳優さんに対する解像度が低いです（リボステのレギュラー陣は少し分かるようになってきました！）
☆かなり拗らせたオタクなのであなたの感じ方とは違う場合があります
☆あなたがこれを読んで不快になっても私は責任を取れません
☆言葉遣いはなるべく気をつけていますがたまに荒いです
☆閲覧は自己責任でお願い致します、なんでも許せる方向け
よろしければどうぞ↓
【観劇前】
前回の終わり方的に未来編でしょ。と思っていたらまさかの隠し弾舞台化で完全に同様。
しかもX・炎と跳ね馬爆走！の二幕構成。
跳ね馬爆走…？？？
知らない方向けに説明しておくとX・炎（いくすふぃあんま）は小説版第2弾、跳ね馬爆走！（はねうますたんぴーど）は小説版第1弾に収録されているエピソードです。
跳ね馬爆走！は私の超絶推しエピソード、私が全小説版の中でも一番好きな話と言っても過言ではない素晴らしい作品です。
ちなみに骸様がご出演なさっている骸・幻想は話があまりにもむごいので話としてはあまり好きではありません。本当につらいし骸様の狂気がヤバいので。
いずれにも骸様は出ていませんが跳ね馬爆走！を出されては観劇しないわけにはいきません。
OVA化してくれと血の涙を流していた隠し弾が舞台化されるというまさかの展開、まさかの跳ね馬爆走！で私は死ぬ気でチケットをとる以外ありません。
なんとかとれました。よかった。
【OP】
初演のOPで号泣したことにはじまり毎度毎度OPに情緒を破壊されてきた私ですが今回はどうせBOYS&GIRLSあたりを使い回してくるだろうから破壊されんぞ。と思ったら
gr8story…？？？？
突如流される推しED、それに合わせて現れるヴァリアー、リボーンに追いかけられるへなちょこディーノ。
私の情緒は完全に破壊され一気に具合が悪くなりました。
いやもう本当に吐きそうでした。思い出すだけで吐きそう。オ゛エ゛
私は繊細なナマコなので刺激を与えられるとすぐに内臓を全部吐き出しそうになります。
骸様がご出演なさっていない時でも一瞬で情緒を破壊し尽くすリボステは人の心がないのでは無いですか？
原作のオタクはこの時点でみんな死んでいます。
リボーンとへなちょこディーノがリボーンとツナの姿に重なって見えるし、小説版を読んで妄想を膨らませるしか無かった二人の師弟関係がまさに目の前で形になっていてもうこの時点で泣きそうでした。
ディーノの女じゃなくてもこの有様なのでディーノの女はみんな死んでしまったのでは？
【X・炎】
私が観たのは大海さんの回でした。
いつものベルで安心感が凄いです。
しかしいつか樋口さんのベルにも会ってみたいですね。
事前にパンフレットを見たんですがオッタビオのお顔があまりにも強すぎませんか？
オッタビオ…挿絵あったような…くらいの認識だったのであまりにもお顔が良すぎてレギュラーヴァリアーにこの人がいたら推しだったのでは？と思い始めます。まあこの後死ぬんですけど。
私が観た回は二回くらい言い直していたような気がしましたがオッタビオの焦りや繕い下手さに説得力が出てたと思うのであれは台本ではと思いつつ。配信かライビュで確認したいです。
久しぶりに間近で観るアクションにワクワクして惚れ惚れしました。
最近刀で戦う人の映像ばかり観ていたのでルッスの肉弾戦がすごく久しぶりに感じます。
前よりもみえやすい席だったのですごく人権を感じました。
お仕事してるヴァリアーはやはりかっこいい、王子と目ん玉くり抜きゲームして遊ぶのは勘弁。
マーモンが浮いたりするのも前より進化してますよね。
ルッスの「8年も待ったんだから」を聞いた時鳥肌がたちました。
読んだのはだいぶ前だけどしっかり覚えてるものですね。
文章で読むしかなかった物語が目の前で繰り広げられているという奇跡に改めて感謝しました。
鉄膝野郎で笑ってしまってああ〜飛沫〜！！
オッタビオが使ったモスカはモレッティが会ったモスカよりさらに旧式だから仮死状態にならなくても近づけるんですよね。
XANXUSの手からマジで憤怒の炎が出てびっくりしました。
Xグローブがパチパチしたのを初めて見たときくらいびっくりした。
やっぱりあの人たちは本物なんですよ。
初演ではカットされてたけどわちゃわちゃしてる裏でちゃんと出会ってたんだね…よかった…
直接はやらなかったけど裏で雲雀恭弥が死体をもみ消そうとしたりしてたんだ…
CEDEFが壊滅しなかったのはモレッティのおかげですからね！本当にね！
モレッティありがとう！
ここでインターバル、リボステで休憩が入るのは初めてですね。
【跳ね馬爆走！】
リボーンの無茶ぶりにツッコミ入れまくるディーノがツナとリボーンと重なって既に泣ける…
挿絵のないズッコを観ることが出来て地味に感動しました。全身トロ肉のチャーシュー野郎をリボーンの声で聴ける幸せ。
背後からざっくり来るスクアーロ（若）もちゃんと用意されてて嬉しい！
ディーノが故郷に帰るまでの道も初演のツナの登校ダッシュと重なります。
本編読んでる時はあまり感じないけどツナって昔のディーノそっくりなんだな…と再認識。
イレゴラーレのストライプスーツってもっとダサい黄色と黒とかだと思ってたんですけど結構オシャレですね。
普段はいいおじさんなロマーリオの気迫がすごい、番外編じゃないとなかなか見られない顔ですよね。
こ仮病使ったからキャバッローネ9代目と話すことなく別れたんだ…と思うとシンプルに辛い。
ロマーリオも仮病には気づいていたでしょうねきっと。
そしてティグレ！顔が強すぎる！
手段を選ばないボスです！って写真をお出しされたら一瞬で納得してしまうその姿にキャスティングのセンスの良さを感じざるを得ません。
親としてケジメをつける9代目がかっこよくてせつなくて泣きました。
読んでて超辛かったシーン…ウッ…病気で寝てたのにしっかりスーツに袖を通すの…つらい…
とにかくつらい。ディーノが覚醒するまでがあまりにもつらい。しんどい…
リボーンの言葉に虚をつかれて走り出すディーノつらい。
ロマーリオの忠誠心、泣いた。
そしてそこに飛び込むディーノ…ウッ…
展開を知っているためどこでタトゥーが仕込まれるのかなとタトゥーの有無をついつい確認してしまっていたのですがそれが仇となり！助けに来たディーノの手にタトゥーがあるのを完全に視認してしまいました！
やめて！袖でしっかり隠して！超見えてる！
展開知ってる人はやっぱり手を見ちゃうと思うので気づいた人きっと他にもいるよね…
でもやっぱり死ぬ気の炎でタトゥーがバッ！ってなるのはよき。
ツナの服はパージできてディーノのシャツは袖が破れる。なるほど。
「キャバッローネの誇りと魂はお前に受け継がれた」でまた泣いてる。
「お前の弱い心をしつける鞭」はほんとディーノらしくて…大切な人を守るために強くなりたいと強く願ったものが形になったんだな…
久々にみる鞭アクションがかっこいい！無理！すごいかっこいい！
私も昔鞭に憧れて縄跳びで真似をしていたタイプなのですごいグッときます。
ロマーリオが思わず「跳ね馬…！」ってこぼすところがすきです。
船のオート運転起動して街に突っ込むところまじで絶望…そこに現れるエンツィオ！デカアアアアアイ説明不要！
巨大エンツィオがCGでちゃんと「いる」の最高。
舩食ってるのかわいいし最後亀に食われるティグレ面白すぎる。意味わからん…。
リボーンあるある:本編では全然人死なないけど番外編でゲストキャラ結構死ぬ。
ロマーリオが腕掴んで殴って袖破るのはさすがに出来なかったね…それでもディーノを殴るロマーリオがみられて私は嬉しい。
大切な人、大切なものを守りたいと願って強くなったディーノはそれが近くにないとへなちょこのままで、「俺はこのままでいーんだよ」って言うのが本当に尊くて…願ったものを願ったとおりに手に入れてそれを大切にしているディーノが最高だなって改めて思いました。
やはりディーノは最高の兄貴、お見舞いで拳銃を持ってきたりさえしなければ…
【まとめ】
いやもうなんか、全てが最高だったんですけどゲストキャラの顔面が強すぎました。
そしてサブキャラ達の覚悟や決意が本編を支えているんだ、彼らもまた主役なんだ、という番外編らしい素晴らしい視点、これぞ隠し弾の醍醐味というところをしっかり表現していただいて幸せです。
モレッティ、ロマーリオ、本当にありがとう…ありがとう…みんなありがとう…
gr8storyを引っ張って来た人天才…
曲の歌詞がすごいディーノっぽいなとも思うんですよね。ツナと似ているだけあって。
「また明日 また明日って逃げたいけど」とか「僕らが守るべきひとつだけのものを」とか「自分らしく自分裏切れ！」とか。
たいへんに好きですこういうの。
本編がOPで番外編にEDを使うというこのセンス、五体投地する他ありません。
ディーノの今がそのままツナの未来になるのか、と思いますが彼はまた少し違った道を歩むのでしょうね。
推しいないけど最高に楽しかったです。
やはりリボステは健康にいい、生きる希望。
次は何をやるんでしょうね！？きっと明日発表されるでしょう！！
明日一緒に発狂しましょうね。
それではまた、いずれお会いしましょう。
Arrivederci.
