【ネタバレ注意】この道10年、骸様&原作狂信者がリボステに行った話
初めましての方は初めまして、お久しぶりの方は大変お久しぶりです。
ブログを書くのはかなり久々です。
書く気力がなかなかなかったのですがどうしても書きたくなったので書きます。
このブログを読みに来てくださっている方は家庭教師ヒットマンREBORN!が舞台化したことはご存知かと思います。
なんと行ってまいりました。
なので感想を書きたい次第でございます。
⚠注意⚠
☆容赦なく舞台内容のネタバレします
☆言動が過激です
☆舞台俳優さんの知識は全くありません
よければどうぞ↓
まずタイトルにもなっておりますが私自身の話を。
私はREBORN!連載当時からのファンです(連載開始から追っていたわけではありませんが)
ざっくり言うと
アニメでやってた未来編をたまたま観る→原作を1から買い集め始める→9巻で運命の出会いを果たす✝︎
みたいな感じです。
9巻で運命の出会いを果たすまで私は純度100%のガチケモナーでした。
前のブログでちまちま書いてたポケモンやデジモンのみで生きていたわけです。
REBORN!もヒバードや瓜などに釣られて見始めたクチだったのです。
骸様のことも正直最初は興味ありませんでした(本当に申し訳ありません)
しかし9巻の人間道発動シーンでなぜか「かっこいい……」と恋に落ちてしまったのです。
なぜあのシーンで恋に落ちたのか、なぜ突如人類もイケるようになったのか、今も謎に包まれています。
これはもはや説明もつかず、運命としかいいようがありません。
骸様は私が本気で愛した初めての人類であり、彼なしでは私のオタク人生は語れません。
骸様に落ちて以降は普通に人類もいけるようになり今やRejetの豚です。
もし骸様に出会っていなかったら、私は今でも人類はアウトオブ眼中だったことでしょう。
人外しか見ていなかった私に手を差し伸べてくださった骸様はまさしく私の神様なのです。
これが約10年前の話です。
あの日から骸様のことを考えなかった日はありません。
壁には骸様のページで止まっている8年前の原作絵カレンダーがかかっています。
とにかく骸様を、原作を愛しすぎるあまり次第に好きとかそういう次元ではなくなっていきました。
そう、狂信です。
原作に追いつかないように入るアニメオリジナル編やアニメオリジナルのエアバイクなどに毎週文句を言っていました。懐かしいですね。
更には骸様を愛しすぎるあまり存在がどんどん上位へと昇華されていき大体の人と解釈違いを起こすレベルにまで発展しました。
パイナップルとサンバは非常にデリケートな話題です。骸様は純度5億%かっこいいのです。ネタ要員ではありません(過激派)
と、このように非常に厄介なタイプのオタクであり、舞台が決まった時も荒れていました。
毎日1人ずつされていたキャスト発表を「本日の生贄」と呼んでいました。本当にごめんなさい。
「でもまあ、見るまでわからないし……」と言いつつとても不安でした。
和田さんはとてもかっこよくていらっしゃいますし実力もおありの素敵な方だと存じ上げておりましたが、8割以上の確率で解釈違いを起こしまくる自分が果たして.5に耐えられるのかと。
10年の恋が冷めてしまったらどうしようと非常に不安でした。
そして舞台当日を迎えました。
.5を見るのはペルソナ3の3章以来です。
不安と期待がごっちゃになりものすごく緊張していました。
【OP】
リボーンがイタリアを発つ場面から始まりました。
エッ黒曜編だけやるんじゃないの……?とかなりびっくりしました。
日常編からやって間に合うのだろうか……
と思ったところでDrawing daysに乗せてキャストさんが登場。
突然のDrawing daysに理解が追いつかない私。
気づいたら流れ落ちる涙。
気づいたらOPの時点で号泣していました。
いきなり泣き始めたから隣の方もしかしたら驚いてしまわれたんじゃないかと終わったあとに思いました。
しかし一番驚いたのは気づいたら号泣した私です。
声は出しませんでしたがOP始まった途端静かに泣いてる人が隣にいたら怖いと思います。ほんとうに申し訳ない。
【日常編】
原作通りの順番というよりは各巻の内容がわりと混ざっていました。
ハルと京子ちゃんが最初から一緒に出てきたり、ビアンキとイーピンが一緒に初登場したり、雲雀さんの初登場が桜クラ病だったりなどなど。
応接室に乗り込む話、ボンゴリアンバースデーパーティー、ハル感謝デーなどの話が大好きなんですが入りませんでしたね〜ざんねん。
教科書より読み込んだ漫画なので「ハッ……これは3巻!」「これは6巻」みたいに自分の中にあるREBORN!ライブラリからこの話がとの辺りであった話なのかだいたい引っ張ってこられるのですが舞台に合わせて原作読み始めた方などは結構話が混ざって散らかってて大変だったかなという印象です。
私はあのまとめ方嫌いじゃないです。
【黒曜編】
バーズいないけどM.Mはいるのか……?どうするんだ……?と思っていた黒曜編。
VS M.MとVS犬ちゃんが同時進行だったりフゥ太のくだりがなかったり結構省かれている部分がありましたがまあ本筋は外してなかったかなと。
骸様との戦闘が、これは演出で再現できる範囲の都合だとは思いますが好きな部分が短くなってたのがちょっと残念でした。
みーくんじゃなくて本人の思念体が「またいずれ」しにきてびっくりしました。
【演出】
俳優さんご本人の動きに加えて映像演出がかなり仕事していました。
ダイナマイト消すところとか屋上ダイブとか。
しかし結構シュールになってフフッとなってしまうところもあり。
リ・ボーン!するところはバリバリ服脱げてました。
ハイパーモードになった時は照明で額の炎っぽく色が出るようにしていたり。
骸様がスキル発動なさった時は目を映像で出してくれました。やさしい!
犬ちゃんのチーターチャンネルが速すぎるから映像になっててフフッてなりました。かわいい。
M.Mのクラリネットがほんとにヌンチャクになったり、ビアンキの料理でカラスが落ちてきたり、結構細かいところまでやってくださったんじゃないかなと思います。
【リボーン】
ニーコさんご本人?人形劇ではだめなのか?とかなんとか散々言っていましたが靴を大きめにしたりズボンの股の部分をかなり下に下げたりかなりこだわって下さっていました。
そしてなによりリボーン本人の声が出てくる訳ですから我々(?)大歓喜なわけです。
リボーンを演じられる方はニーコさんしかいません。
ほかのキャラが喋っている時にレオンをなでなでしたり、場面転換でまじまじカラスの死体を見ながら持っていったりとかわいいところも。
ニーコさんが元気でご健在であるということがわかっただけでも私はとても嬉しかったです。
【ツナ】
沢田綱吉から男の声するの?無理……とかなんとか言っていたあの頃。
不憫な感じとか、ツッコミとか、戦ってる時とか雰囲気が結構沢田綱吉でした。
ちょいちょい動きがシュールでフフッてなりました。
VSランチアで死ぬ気が切れる時の表情とか、初めて単行本読んだあの頃を思い出しました。
【獄寺】
画像検索してエッッッ……?っと思っていたあの頃。
獄寺くんのぶっとんだ感じとかすごい出てた思います。
綺麗な角度の土下座とか。
3倍ボム抱えて出てきた時やランボさん抱えてきた時はフフッてなりました。
綱吉が死ぬ気切れた後服着るのを恭しく手伝っていた様子も個人的には好きです。
ビアンキの顔を見て腹痛に苦しんでいる姿はほんとに面白かった。
【山本】
あ!!この人笑った顔めっちゃ山本じゃん!!!苗字も山本!!!とか言ってたあの頃。
オーラがめっちゃ山本でした。
山本強化プログラムがカットされてたのが残念。
すごく違和感なく山本武してたと思います。
【京子ちゃん】
エッッ可愛くない……って言ってしまってごめんね。静止画ではそう思ってしまったんだ。
原作より活躍してたな〜って感じです。
天然ふわふわな感じも結構京子ちゃんでした。
しゃけ……嫌いだった?が聞きたかった
【ハルちゃん】
エッ可愛くない……(2回目)って言ってしまって本当にごめんなさい。静止画(以下略)
声が!すごくアニメに寄ってて!興奮しました!
ドスの効いた声もとても可愛かったです。
【フゥ太】
エッでか……?とか思ったあのころ。
ぴょんぴょん跳ねたり動作がフゥ太でした。
日常かなり削られてたからもう少し見たかったな……
【ビアンキ】
エッめちゃ綺麗やん……とか言ってました
ママチャリ乗ってくれる所がなかったのが残念です。浜名湖行って欲しかった。
千紫毒万紅修得回も好きだったからなかったのが残念です。
顔隠すと獄寺くんがビアンキ見られるようになるやつで最初にかぶった謎の仮面がめっちゃ好きです。
欲を言うなら秋分の日のリスの着ぐるみが見たかった……
別行動になったから犬ちゃんに岩落としたりあれは……ニシローランドゴリラね……とか言わなかったりしたのは残念です。
【ランボさん】
エッ人形劇じゃないの……?とか言ってたあのころ
動きがめっちゃ5歳児でびびりました。
バズーカ撃った時死ぬ気で語れの一節歌うのも面白かったです。
あと黒曜編でランボさんちゃんと働いてた。えらい!
【イーピン】
えっ人形劇(以下略)
かなり出番削られてたのでなんとも……なところも。
声は結構寄ってたと思います。
チャン・リーメイさんまだ日本にいらっしゃるのだろうか……
【雲雀】
エッあたままるくない……とかいってたあのころ
実際に拝見したらそう悪くなかったと思います。
雲雀恭弥はああ見えて結構ギャグに乗っかってくれるところが好きだったんですが出番が結構後ろの方だったから死体の揉み消しとかが見られなくて残念でしたね。
トンファーさばきもキレキレでした。
声も結構寄ってたと思います。
【了平】
割とありでは……?とかなんとかいってたあのころ。
ぶっ飛んだ極限な感じと勢いがかなり説得感ありました。
ボクシングで折っていて元々差し歯なのだが!!
【M.M】
エッ……とかなんとか言ってたあのころ。
バーズ戦も兼ねてたので若干出番増えてましたね。
ボンッ!の言い方とポイズンクッキングくらってた時のリアクションがかなりM.Mだったかと。
【ランチアさん】
わるくない……とかなんとかいってたあの頃
眼光の鋭さとかかなり寄ってたと思います。
回想シーンが後ろにちゃんと人でてきたのよかったです。
こいつが六道骸だ!の時のランチアさんの顔好き。写真写りがいい。
【千種】
割とあり……とかいってたあのころ
ヨーヨーをほんとに使ってました!すごい!
猫背な感じとか柿ピー感ありました。
ヨーヨーがほんとにお上手。
【犬ちゃん】
ビジュアルの時点では一番ハマってると思ったのが犬ちゃんです。
素でバク転してくれてめっちゃびっくりしました。すごい!
舌の出し方とかヒャッハーとかすごい犬ちゃんだったと思います。
スキありびょーんもやってくれたので犬ちゃんは概ね満足です。
オポッサムチャンネル使ったんだびょーんも見たかった。
【骸様】
⚠骸様狂信者なので和田さんにものすごく失礼なことを言ってしまったらごめんなさい⚠
えええ……顎……首……とかいってたあのころ
結論から言うと顔以外はメッチャ似てたと思います(ごめんなさい)
自分の中の骸様はかなり美化された存在に昇華されているのでぇぇぇぇ似てない……という感想が先に出てきてしまうわけです。
正面向いた時の分け目がすごい気になる……とか顎……とかあるんですけど横顔と後ろ姿はめっちゃ骸様でした。
あとやはり細かい仕草や動きですね!
骸様がソファーにおかけになっている姿が好きすぎて毎秒感謝の信仰をしているのですが座っている時の感じがもうまさに骸様で。
あの足の開き方は本当に骸様の座り方をわかっていらっしゃる。
しかし欲を言えば骸様は足がばっと開く以外にも足組んでおかけになってることもあるので足組んで欲しかったです。足組んでる骸様が毎秒大好きです。
あと三叉槍&棒の扱い方ですね。
持ちながらくるくる回してるのが超好きです。
コマとコマの間とかアニメに写りきってないところでこうやってくるくるしてるんだろうなあ〜!!!!ってすごい供給をいただきました。
立ち方もなんというか、かっこよくしかし麗しくミステリアスな骸様だけの立ち方をすごい再現してくださっていたというか、あっこれが骸様だ!!!!って思えました。
骸様はその場に立っていらっしゃるだけで世界の宝でございます。
欲を言うなら雲雀恭弥との最初の戦いの時ソファーに座っていて欲しかった。
「立つ必要が無いから座っている」のがよかったんだ……
あと綱吉と骸様の初対面が映画館になってたのも残念です。
「その赤ん坊は間接的に何をするんですか?」が超好きなので言っていただきたかったしすっとぼけ好青年やってた骸様が見たかったです。
しかし「おもちゃ……ですかね」はいただけたので嬉しかったです。おもちゃ……ですかねのおかげで今日も生きています。
ありべでるちした時の死に方(?)もとても良かったです。
前で憑依して戦ってるのにチラチラ骸様の死体を見てしまいました。
漫画やアニメでは憑依戦で骸様の死体写らないもんな……
地獄道する時三叉槍で床トンする動作もよかったです。
そして問題の人間道ですが……やっぱり目玉をぐりぐりするわけにもいかず……
片方血まみれになってる感じが超好きすぎて恋しちゃったので舞台の演出に限界があるとはいえ人間道になったときのヤバさがわかりにくいなあと思いました。
幻術に礫忍ばせたり壁に三叉槍刺してそこに綱吉蹴り飛ばしたりするところも本当は見たかったけどさすがに今の技術ではつらいものがありましたねえ……
綱吉蹴り飛ばす時の骸様あまりにもかっこよくないですか?好きです。
弱気なふりして「そこ甘さが命取りだ」からの頭突きと膝蹴りが好きすぎて今日も生きています。
知的で麗しい骸様が一瞬で荒々しく肉体言語感剥き出しになるあの瞬間、プライスレス。
でも回想シーンの骸様がショタじゃなくて15歳の姿でショタの格好してるのは密かにめちゃくちゃ笑いだしそうだったのでつらかったです。
スキル切り替えの時写る顔を見て顎……顎……ってすごく気になってしまったけどこればっかりはどうしようもないですよね。
最後の挨拶の時右目に手当ててお辞儀するの超かっこよかったし三叉槍回しながらはけてくの最高にかっこよかったです。モーションがものすごく骸様。
「パイナップルネタにされたら死ぬしかない 」「ネタキャラ扱いされたら死ぬ」と日頃から言っておりましたがそんなことはなく最初から最後までかっこよくて麗しい素敵な骸様でいてくださったことに本当に感謝しています。
目付きとかすごい骸様です。コンタクト入れられない方だと聞いていたのでオッドアイじゃない骸様なんてありえない!骸様が黒目とか解釈違いの極み!自爆するしかねえ!とかなりヤケになっていたのですがカラコン入れてくださっていたのでたくさん頑張ってくださったんだなと本当にありがたかったです。
コンタクト入れるの怖いよね……は未来編にあった話なので思い出しましたね。
私が信仰崇拝する骸様そのものその方ではありませんが、そこには確かに骸様がいらっしゃいました。
ぜひ!足を組んで!おかけになってください!お願いします!!
そして結論ですがやはり顔以外は限りなく骸様だったと思います(本当にごめんなさい)
私の中の骸様がもはや三次元で再現不能な域に行ってしまっているのでこればっかりはどうしようもないのですが、骸様が和田さんで本当によかったと思っています。
骸様を飯田さん以外がやれるわけないじゃん!ありえない!とかなりガチガチだったので自分もかなり驚いています。
【その他】
原作を読み込んでいて流れやセリフを把握しているものが次々目の前で展開されるのはやはり楽しい!
「ここでこういうこと起きたらこのセリフ来るよね」「この骸様このあとおもちゃ……ですかねって言うぞ〜」と自分の中のライブラリを久しぶりにフル回転させることが出来ました。
アニメでは規制が入ってなくなったのであろう獄寺の喫煙とスモーキンボム、死ぬ気弾ガチ打ち込み、人間道目ぐりぐりなどが復活してたのがとても嬉しかったです。
そう!これだよこれ!と頷きながら観ていました。
しかし突如オリジナル曲歌い出された時は大変申し訳ないけどスンッ……てなりました。
あそこでDrawing daysなりなんなり主題歌歌われてたら号泣間違いなしだったのですが……
ペルソナは主題歌歌唱があったので若干期待していたところがあります。
これは本当に申し訳ないんだけど……オリ曲は……いらなかったんじゃないかなあと……
パンフレットは終わったあと読むようにしてる人なので歌詞がパンフレットに記載されていたのは帰ってから気づきました。かなしい……
REBORN!は名曲揃いなのでちょっと残念でした。黒曜編ならONE NIGHT STARとかすごくいいと思うんですがウウーン
【まとめ】
なんやかんや言ってきましたが結論として、私は舞台版REBORN!をまたひとつのREBORN!の形であると受け入れることが出来ました。
舞台化に半ばアレルギー反応がでてきた私ですが、演じてくださっている皆様、舞台をつくりあげてくださっている皆様がとても真摯にREBORN!と向き合ってくださっていることを感じてとても嬉しくなりました。
あれから10年、10年バズーカ使ってみたい!どんな世界なのかなあと言っていたあの頃から10年です。まことに残念ながら匣兵器はありません。大きく変わったことといえばスマホの普及くらいではないでしょうか。
しかしあれから10年、間にアニメの終了、連載終了、気づいたら無くなっていたボンゴレフェスタと打ちひしがれつつ文庫版毎月刊行に沸き、更には新たな骸様との出会いが待っているとあの頃想像出来たでしょうか。
「死ぬ時は最終回読んでREBORN!最高!を最後の言葉にして死にたい 」と言っていたかつての友人は今何をしているのでしょうか。
10年前の自分にひとこと伝えることが出来るとしたら、こう伝えます。
「10年経ってもあなたは骸様のことが大好きだし、新しい骸様に出会っているよ」と。
かなりグダグダ怪文書になってしまいましたがここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
受け止め方は人それぞれ、受け入れられるかも人それぞれですが私は以上のように思った次第です。
もし舞台からREBORN!を知ったという方がいらっしゃいましたらぜひコミックスを読んでみてください。
いまなら21冊買うだけでコンプリートできます。全巻収納BOXもまだもらえるかもしれません。
どうかよろしくお願いします。
P.S.
最初は全く買う気がなかったのですが気づいたら帰りに骸様のブロマイドをお迎えしていました。選べるって最高ですね。